どうも!小中と吹奏楽部、高校合唱部、大学軽音サークルだった綴喜明日香です!
とにかく音楽音楽だった人生の中で、苦手な音がひとつありました。
バイオリンの音。
きぃーきぃーいってるようで、CDを聴いていてもどうしても好きになれない…。
中学校の頃は、吹奏楽部と管弦楽部の合同演奏会なんていうのもありまして、何校かの管弦楽部の演奏を聴きましたが、それでも苦手意識がありました。
しかし、今回久々にクラシックを浴びに父と行ったのは、「バイオリンリサイタル」。
バイオリンのソロ、ピアノ伴奏付き。
もちろん主役はバイオリン。
正直父親がチケットをとってきた時は、どうしようか悩みました。でもせっかく父が私のために取ってきてくれたし…。と行くことに。
結果としては、素晴らしい演奏でした!
今までの苦手意識はなんだったんだろう?と思うくらい、浴びるような音色に息を呑む2時間。
スラーとハーモニーの美しさ。ブレスのあとに続く滑らかな音。スタッカートの軽快さ。
渦巻くような音楽に飲み込まれました。
今まで私が聞いていたのは、感情以前に計算して緻密に作られた演奏か、力が及ばないものだったのかもしれません。
プロの演奏は、感情と物語を乗せて、わたしに訴えてくるものでした。
また音楽がやりたい。
ステージに立ちたい。
そんな気分にさせてくれる、宝のような時間でした。
大満足です。
今度は私がチケットをとって、父を誘いたいと思います。