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いちコスプレイヤーの頭の中

仕事に悩みながら読んだ『アソビくるう人生をきみに。』

どうも!読書大好きコスプレイヤー、綴喜明日香です!

今回は私がブログを始めたきっかけでもある一冊の本をご紹介したいと思います。

 

『アソビくるう人生をきみに。好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』

 

 

購入に至った経緯

正直に言いましょう。仕事に行き詰ってました!

私は現在営業職なんですが、まだまだ2年目のペーペー。
基本的にはOJTの先輩と一緒にお客さんのところを回っているのですが、漠然と「この仕事向いていないんじゃないか」とか、「このままこの仕事で一人立ちできるのだろうか」とか考えていました。
つまり、営業という仕事にこだわるがあまり、ぐるぐると思考がまとまらない状態になっていたわけです。

そこでたまたまお客さんのところへ一人で行く機会ができ、帰りがてら見つけたのがこの『アソビくるう人生をきみに。』でした。

 

どんな本なの?

作者は、現在27歳のあんちゃさんというプロブロガー兼メディアディレクター。

ご自身のブログから収入を得たり、外部に依頼された記事をライターとして書いたり、いくつかのブログの編集長をしていたりという方です。

なんとこの方、25歳で会社を辞め、ブロガーとして生きることを決めたという突拍子もないお方。

この本には、いかにして会社を辞めるに至ったか、どうやって好きなことをお金にかえていったか、どのような心境だったのかというような、あんちゃさん自身の経験と心境が詰まっています。

この本をきっかけにあんちゃさんのブログ、『まじまじぱーてぃー』を拝見したのですが、基本的にそのブログの中の、主に20代のキャリアプランとして推奨したい事柄を掘り下げた内容の本だな…と感じました。

つまり、あんちゃさんから20代の私たちに向けたメッセージ。

www.mazimazi-party.com

 

びびびっときたところ

個人的に「これは…!」と思ったところが何か所かあります。

 

「好きじゃない仕事、いつまで続けるの?」

この一言にまずやられました。

あんちゃさんは「仕事は苦ではないけれど、楽しくはない」状態だったと本に書いています。まさに私も今その状況で、仕事に拘束されている約9時間、もっと自分の好きなこと、人生のために使えるのでは?と考えたこと数知れず…

結果、あんちゃさんは、仕事を辞め、「敷かれたレールの上を走るのをやめ、標識のない荒い海に一人で舟をこぎ出すということ」を決めたと書いています。

営業職、ひいては会社員という生き方しか選択肢がなかった私には、目から鱗といった感覚でした。頭では一応そういった生き方についての知識はありましたが、実際の選択肢としてのリアリティがなかったのです。

しかし、あんちゃさんが会社を辞めたのは25歳のとき。今の私と大差ありません。リアルな感覚が目の前の本に詰まっていました。

 

「仕事とプライベートを割り切らない。全力で楽しむ。」

「割り切るということは、結局、諦めることを選んでいるのと同じ」というフレーズがありました。先ほどの内容ともかぶるのですが、一日約9時間拘束される毎日が60歳以上まで続くと考えると、大幅なタイムロスです。仕事が自分の糧になる、楽しい!という人ならいざ知れず、私のようにプライベートを充実させたい人間にとっては仕事への比重は全くと言っていいほどありません。プロとしても失格でしょうし、自分にとっても大きな損失です。ならいっそ好きなことを仕事にしちゃえば?と行動を始めたあんちゃさんに脱帽すると同時に、習おう!と思い始めました。

あんちゃさんは自分で会社を立ち上げた方や、フリーランスで仕事をしている人など、多くの人の話を聞きに行ったと書いていました。まだ私はそこまでには至っていません。

この記事を自分の後押しとして、今後交流していきたいと考えています。

 

「圧倒的な自分の強みは行動しないと分からない。」

このフレーズが、まさに私がブログを始めたきっかけです。

あんちゃさんのこの本があったから、初めてブロガーという生き方を認識しました。
自分もブロガーに…とまで考えたわけではありませんが、「行動しないと分からない」ですから、まずは挑戦してみようと思った次第です。

この本の中では、何名かの方々の生き方の例が書いてあります。そんなことでもお金に変わるのか…!という気づきがいくつもありました。

私もいろいろ挑戦してみたい!そんな気持ちにさせてもらいました。

 

「誰かに好かれたいなら、誰かに嫌われる覚悟を持て。」

あんちゃさん自身も、他人から嫌われることを恐れていたということが書かれています。人として当たり前の感情だと思います。しかし、あんちゃさんはそれを「『自分はこう生きる』という強い意思がなかったから」だとしています。

私自身、八方美人のような生き方をしてきた自覚があります。誰かに嫌われる勇気がない=自分の意思がない状態です。

私の生き方、価値観に賛同してくれる人たちを見つけたい。その中で真面目にぶつかってくれる人たちと繋がりたい。そう考えるようになりました。

そのためにはまず、自分の核となる生き方を探す必要があるということをしっかと頭に叩き込みました。「間違っている」と嫌われても構わない。まずはじぶんの生き方を貫けるようにしていきたいと今は思います。

 

あなたに読んでほしい

「今の仕事で本当にいいのかな…」

「このまま数十年間同じように生きていくのはなんか違う気がする…」

「今がとにかく窮屈でたまらない!」

そんな人に読んでもらいたい1冊です。

とくに20代のみなさん。一つの選択肢として、あんちゃさんの生き方・考え方に一度触れてみることをお勧めします。きっと世界が広がります。

 

いかがでしたでしょうか。初の書評のような記事に挑戦してみました。

個人的に本当にお勧めする一冊だったので、どうしてもいつかは記事にしたいと考えていました。

これを機に、この本、ひいてはあんちゃさんのブログを訪れ、人生が変わるような方がいらっしゃればとっても嬉しいです。

 

 

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